症候学セミナーコース

コース概要

症候学の病態と初期診療の考え方を学ぶコースです。具体的には、失神、胸痛、呼吸困難、局所症状(片麻痺、言語障害)、めまい、頭痛など、心血管系疾患や脳卒中(及び、脳卒中周辺疾患)の主訴となる症候の病態生理と初期診療(原因疾患診断法と初期治療)の考え方を学び、臨床現場で直ぐに活用できる能力を身につけることを目的としたコースです。ちなみに、意識障害・呼吸不全・ショック(全身循環不全)についてはバイタルサイン、及びショックセミナーコースで行っております。

コースの進行方式は、①総論(各症候の病態と原因疾患、各症候の原因疾患診断法)、②実際の症例(ERシナリオ)を使い模擬診療実践(実技)の2部構成で行い、後者(模擬診療実践)が主になります。実際の症例(ERシナリオ)を使った模擬診療実践では、まず模擬診療(実技)をしていただき、その後、症例ごとに各病態の診療マニュアルのまとめを講義(実践的まとめ)していきます。
この方法を用いることで臨床(救急)現場に近い感覚で症例を実践でき、心血管系疾患や脳卒中(及び、脳卒中周辺疾患)の主訴となる症候に対する臨床(救急)現場での初期診療(診断から初期治療まで)マニュアルをより実践的に理解できます。

このコースは、ACLSコースやACLS-EPコースを受講するためには有益と思われますが、ACLSコースやACLS-EPコースの受講に必須ではありません。希望者のみの自由参加コースですので、認定証は発行されません。

コース内容
  1. 1.症候学総論
    1)各症候の病態と原因疾患
    2)各症候の原因疾患診断法
  2. 2.「失神」症例とまとめ(実技、まとめの講義)
    アダムス・ストークス症候群(高/低カリウム血症、洞機能不全症候群)
    消化管出血、椎骨脳底動脈循環不全、くも膜下出血、てんかん、神経調節性失神
  3. 3.「胸痛・呼吸困難」症例とまとめ(実技、まとめの講義)
    急性冠症候群、胸部大動脈解離、肺塞栓症、心筋炎、緊張性気胸、過換気症候群
  4. 4.「局所症状(片麻痺、言語障害)」症例とまとめ(実技、まとめの講義)
    脳梗塞、脳出血、低血糖、てんかん
  5. 5.「めまい」症例とまとめ(実技、まとめの講義)
    末梢性めまい症、小脳梗塞
  6. 6.「頭痛」症例とまとめ(実技、まとめの講義)
    くも膜下出血、髄膜炎、副鼻腔炎、機能性頭痛(緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛)
受講条件、コース時間、受講料
  1. 受講条件:どなたでも受講できます
  2. コース時間:約4時間(午前の場合:9時~13時、午後の場合:14時~18時)
  3. 受講料:初回のみ6,000円、2回目以降は無料で何度でも受講可能です。
講師
  1. 河野 寛幸(こうの ひろゆき):福岡博多トレーニングセンター理事長
  2. 日本救急医学会専門医、日本脳神経外科学会専門医、臨床研修指導医
評価と認定

希望者だけの自由参加コースのため、認定証はありません。

使用テキスト

コース当日に、このコースのための「コース資料」を受付にて配布いたします。

お申し込み

症候学セミナーコースへの申し込みは