バイタルサインコースⅠ(ショック編)

コース概要

このコースは、バイタルサインの概念と臨床(救急)現場での活用法を学ぶコース・そのⅠ(バイタルサインコースⅠ:ショック編)、ショック(全身循環不全)の病態と初期診療の考え方を学ぶコースです。尚、このコースは2020年2月まで行っていましたショックセミナーコースの後継コースです。

臨床現場で最も重篤な病態は心肺停止(意識なし、呼吸なし、循環なし)で、2番目に重篤な病態が呼吸停止(意識なし、呼吸なし、循環あり)です。心肺停止と呼吸停止はACLSコースのメインテーマですので詳細はACLSコースをご参照ください。

次のレベル、つまり3番目から6番目に重篤な病態がバイタルサイン異常病態で、3番目が「ショック(全身循環不全)」、4番目が「呼吸不全」、5番目が「意識障害」、6番目が「失神(脳循環不全)」となります。これら4つの病態をバイタルサインコースⅠ~Ⅳ(Ⅰ:ショック編、Ⅱ:呼吸不全編、Ⅲ:意識障害編、Ⅳ:失神編)に分けて、4病態についてそれぞれ別のコースとしてコース開催を行います。このコースは、バイタルサインコースⅠ(ショック編)です。

具体的には、心原性ショック(重症不整脈、急性冠症候群、重症心不全など)、閉塞性ショック(肺塞栓症、心タンポナーデ、右室梗塞など)、循環血液量減少性ショック(脱水、出血)、血液分布異常性ショック(アナフィラキシー、敗血症)の病態生理と初期診療(原因疾患診断法と初期治療)の考え方を学び、ショック(全身循環不全)に対して臨床現場で直ぐに活用できる能力を身につけることを目的としたコースです。

コースの進行方式は、①総論(バイタルサインの概要、ショックの病態・重篤度評価法・原因疾患診断法)の講義、②実際の症例(ERシナリオ)を使い模擬診療実践(実技)の2部構成で行い、後者(模擬診療実践)が主になります。実際の症例(ERシナリオ)を使った模擬診療実践では、まず模擬診療(実技)をしていただき、その後、症例ごとに各病態の診療マニュアルのまとめ(実践的まとめ)を行います。

この方法を用いることで臨床(救急)現場に近い感覚で症例を実践でき、ショック(全身循環不全)に対する臨床(救急)現場での初期診療(診断から初期治療まで)マニュアルをより実践的に理解できます。

このコースは、ACLSコースやACLS-EPコースを受講するためには有益と思われますが、ACLSコースやACLS-EPコースの受講に必須ではありません。希望者のみの自由参加コースですので、認定証は発行されません。

コース内容
1.ショック総論
1)バイタルサインの概要
2)ショックの病態・重篤度評価法・原因疾患診断法

2.心原性ショックの症例とまとめ
1)重症不整脈性:症候性徐脈
2)左心不全性:急性冠症候群、重症心不全

3.閉塞性ショックの症例とまとめ
肺塞栓症、胸部大動脈解離・心タンポナーデ、右室梗塞

4.循環血液量減少性ショックの症例とまとめ
脱水症、腹腔内出血

5.血液分布異常性ショックの症例とまとめ
アナフィラキシー、敗血症
受講条件、コース時間、受講料
受講条件
どなたでも受講できます
コース時間
約4時間
受講料
初回のみ7,000円、2回目以降は無料で何度でも受講可能です。尚、2020年2月までのショックセミナーコース受講者も無料です。
講師
  1. 河野 寛幸(こうの ひろゆき)
  2. 福岡博多トレーニングセンター理事長
  3. 日本救急医学会専門医、日本脳神経外科学会専門医、臨床研修指導医
評価と認定

希望者だけの自由参加コースのため、認定証はありません。

使用テキスト

コース当日に、このコースのための「コース資料」を受付にて配布いたします。

お申し込み
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