バイタルサインコースⅢ(意識障害編)

コース概要

このコースは、バイタルサインの概念と臨床(救急)現場での活用法を学ぶコース・そのⅢ(バイタルサインコースⅢ:意識障害編)、意識障害の病態と初期診療の考え方を学ぶコースです。

臨床現場で最も重篤な病態は心肺停止(意識なし、呼吸なし、循環なし)で、2番目に重篤な病態が呼吸停止(意識なし、呼吸なし、循環あり)です。心肺停止と呼吸停止はACLSコースのメインテーマですので詳細はACLSコースをご参照ください。

次のレベル、つまり3番目から6番目に重篤な病態がバイタルサイン異常病態で、3番目が「ショック(全身循環不全)」、4番目が「呼吸不全」、5番目が「意識障害」、6番目が「失神(脳循環不全)」となります。これら4つの病態をバイタルサインコースⅠ~Ⅳ(Ⅰ:ショック編、Ⅱ:呼吸不全編、Ⅲ:意識障害編、Ⅳ:失神編)に分けて、4病態についてそれぞれ別のコースとしてコース開催を行います。このコースは、バイタルサインコースⅢ(意識障害編)です。

具体的には、ショック(心原性ショック、閉塞性ショック、循環血液量減少性ショックなど)、脱水症・感染症(特に高齢者に多い病態)、脳疾患(脳卒中、てんかん、髄膜炎・脳炎など)、脳症(電解質・血糖異常、薬物中毒など)が原因で起こる意識障害の病態生理と初期診療(原因疾患診断法と初期治療)の考え方を学び、意識障害に対して臨床現場で直ぐに活用できる能力を身につけることを目的としたコースです。

コースの進行方式は、①総論(バイタルサインの概要、意識障害の病態・重篤度評価法・原因疾患診断法)の講義、②実際の症例(ERシナリオ)を使い模擬診療実践(実技)の2部構成で行い、後者(模擬診療実践)が主になります。実際の症例(ERシナリオ)を使った模擬診療実践では、まず模擬診療(実技)をしていただき、その後、症例ごとに各病態の診療マニュアルのまとめ(実践的まとめ)を行います。

この方法を用いることで臨床(救急)現場に近い感覚で症例を実践でき、意識障害に対する臨床(救急)現場での初期診療(診断から初期治療まで)マニュアルをより実践的に理解できます。

コースは、ACLSコースやACLS-EPコースを受講するためには有益と思われますが、ACLSコースやACLS-EPコースの受講に必須ではありません。希望者のみの自由参加コースですので、認定証は発行されません。

コース内容
1.意識障害総論
1)バイタルサインの概要
2)意識障害の病態・重篤度評価法・原因疾患診断法

2.ショックが原因による意識障害の症例とまとめ
脳急性冠症候群、胸部大動脈解離(破裂)、重症心不全など

3.脱水症・感染症(特に高齢者に多い病態)が原因による意識障害の症例とまとめ
肺炎、尿路感染症、脱水症

4.脳疾患が原因による意識障害の症例とまとめ
脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)、てんかん、髄膜炎・脳炎など

4.脳症が原因による意識障害の症例とまとめ
電解質(ナトリウム・カリウム)異常、血糖異常、薬物中毒など
受講条件、コース時間、受講料
受講条件
どなたでも受講できます
コース時間
約4時間
受講料
初回のみ7,000円、2回目以降は無料で何度でも受講可能です
講師
  1. 河野 寛幸(こうの ひろゆき)
  2. 福岡博多トレーニングセンター理事長
  3. 日本救急医学会専門医、日本脳神経外科学会専門医、臨床研修指導医
評価と認定

希望者だけの自由参加コースのため、認定証はありません。

使用テキスト

コース当日に、このコースのための「コース資料」を受付にて配布いたします。

お申し込み
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